過敏性腸症候群 (IBS)
Irritable Bowel Syndrome
先月に続き岩先生の学会発表から「過敏性腸症候群」のお話を紹介させていただきます。
症状としては下痢、便秘、それらを繰り返すような便通異常、腹痛などの症状が続くが検査では腸管などには異常が見られない状態です。
原因はストレスや心理的なものが消化管の異常につながっていると言われ、IBSの診断がつくかたは抑うつ感、不安感などの精神症状を有する方が多いそうです。
治療方法としては
・頭部を含めた全身治療
・鍼通電療法と灸治療
鍼灸治療には「自然のリズムに身体を整える」という特徴がありますので心身の調整につながります。
投薬治療等々で不調の改善が見られないようなときには、治療方法のひとつとしてお試しになってみてください。