鍼治療では、鍼とマッサージを合わせて行います。
マッサージは治療ですが、診断のための大事な作業でもあります。
初診時はもちろん、マッサージ(もんだり、押したり)することで、どこが悪くてどこが良いのかを判断する、重要な目安になるのです。
そういった意味では、初診時は患者様のつらい所から、どこが悪いかを調べ治療の道筋をたてる。
二回目から本当の意味での治療が始まる、といっていいかも知れません。
施術者としては、痛い所と悪い所を照らし合わせていくことが、経験値となります。
その箇所に違いがあると、初めは納得して頂けないこともありますが、今までやってきたことは、治療効果に繋がっているとも考えています。